「Waking Mars」火星農耕物語

舞台は2097年、物語は火星に生命が発見されたことに端を発する。貴方は彼らとのファーストコンタクトの使命を帯びて火星に降り立つが、トラブルにより洞窟に閉じ込められる。生き残りを賭けて貴方は原住生物の生態系を学ぶことになる――
英語による結構なダイアログ量を物ともせず、ストーリーとロケーションの魅力でゲームを引っ張ってくれたTiger StyleのIndependent Games Festival 2012ベストモバイルゲームノミネートゲームのPC移植版

Waking Marsは火星の危険な環境を生き抜く2Dアクションと火星の大いなる謎に迫るアドベンチャー、そして現住生物達のつくり上げる生態系を研究、利用しながら謎を解くパズルの三本柱で構成されています。

アクション
主人公Liangが閉じ込められた火星の洞穴内部には様々な危険が待ち受けています。プレイヤーはジェットパックで飛び回り探索していきます。この手のアクションゲームにありがちな使用制限はなく行きたい所にはいくらでもいけます。PCネイティブ操作体系にしっかり最適化されておりWSADで直感的な操作ができます。スクリーンショット左上には主人公の体力も有り、これが尽きるとゲームオーバーです。
アクションゲームと言っても戦うべき敵は出現せず、まさに環境が敵と言った感じです。

アドベンチャー
主人公Liangは閉じ込められた洞窟内で高性能AI ARTとエンジニアAmaniと協力して生き残るために行動します。奇妙で特徴的な火星の生物の研究、他の研究チームが残したアイテムの探索などを通じて徐々に火星の謎に迫っていきます。

 パズル
火星の生態系を学びながら原住生物の性質を利用し徐々に探索範囲を広げていきます。次第に増えていく彼らが複雑に織りなす生態系はプレイヤーを火星農耕民へと育てていくことでしょう。

種子の収集と植付、作物の選定、農地の確保、土壌の改善。火星農耕シムと言ったら過言ですが一筋縄ではいかない火星での生活。洞窟内のバイオマスレベル(活性度)をあげる事で部屋を隔離している植物を排除し探索範囲を広げていきます。殺風景だった赤い洞窟は奇妙な生物で賑やかになります。

 これら三本柱が高度に組み合わさって構成された非常に楽しいアドベンチャーゲームWaking Mars。英語の分量は多めで英語が苦手でも他の二つの要素がきっと楽しめるでしょう。PC版だけでなく、と言うよりiOS発のゲームでAndroidでも手に入るのでプラットフォームにこだわらず楽しめるはずです。

Waking Mars公式サイト

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